褥瘡対策委員会です。
褥瘡とは、皆様もご存じのように 〖床ずれ〗と言われるものです。
私たちは、長期間 ベッド上で動くことができない患者様に適宜、
身体の向きを変えたり、一ヶ所に、力が加わらないようにクッション等で
調整を行っても 床ずれとなってしまう事がありまます。
主治医等と相談しながら指示の元、少しでも早く治るように治療を
行っています。
この中の一つに、『局所陰圧閉鎖療法』があります。
本日は、この治療の概要をお話します。
この方法は、床ずれの箇所に、器械を付けます。
そうすると、床ずれの箇所の余分な滲出液(感染性のある老廃物や傷口か
らの浸出液を吸引して排除する)を除去します。
そして、創傷を密閉し陰圧になることで、傷の周囲の血流が増加し血行が
促進されるため、創傷治癒を促進させる方法です。
床ずれになってしまった患者様全員に適応可能ではありませんが、
医師の指示の元、少しでも早く完治するよう活動しています。