2024年 8月


  褥瘡対策委員会です。
 
   褥瘡とは、皆様もご存じのように 〖床ずれ〗と言われるものです。
   私たちは、長期間 ベッド上で動くことができない患者様に適宜、
   身体の向きを変えたり、一ヶ所に、力が加わらないようにクッション等で
   調整を行っても 床ずれとなってしまう事がありまます。
   主治医等と相談しながら指示の元、少しでも早く治るように治療を
   行っています。
   この中の一つに、『局所陰圧閉鎖療法』があります。
   本日は、この治療の概要をお話します。

   この方法は、床ずれの箇所に、器械を付けます。
   そうすると、床ずれの箇所の余分な滲出液(感染性のある老廃物や傷口か
   らの浸出液を吸引して排除する)を除去します。
   そして、創傷を密閉し陰圧になることで、傷の周囲の血流が増加し血行が
   促進されるため、創傷治癒を促進させる方法です。
   
   床ずれになってしまった患者様全員に適応可能ではありませんが、
   医師の指示の元、少しでも早く完治するよう活動しています。

院内感染対策研修会久しぶりの集合で開催

6月25日に当院会議室で院内感染対策研修会を実施しました。
新型コロナウイルス感染症発生から研修会の実施方法も集合から
WEB視聴に移行してきましたが、感染状況も落ちるいてきましたので
久々の集合開催を実施し、58名の参加がありました。もちろん
集合できなかった職員には、同内容の動画を視聴して頂いています。
やはり、対面での講義は、内容が入ってきやすく、いい学びとなります。

これからも魅力のある研修内容や、様々な受講スタイルを考えていこうと
思いました。

                    院内感染対策部 佐藤

https://suzuran-committee.up.seesaa.net/image/002-thumbnail2.JPG?1720570083444

褥瘡対策委員会より


 皆様 暑い夏が続いていますがいかがお過ごしですか?
 以前は、お盆が明けると少しずつ涼しくなっていましたが、
 ここ、数年はお盆が明けても暑い日が続いていますね。
 当院では、昨年、設置された冷房が、この夏、大活躍してくれています。

 今年度、新しい褥瘡予防マットを2種類導入したので紹介したいと思います。
 ≪スモールチェンジラグーナ≫ と ≪エアマスター トライセルE≫というマットです。
 上記のマットの内、1つは、「自動体位変換機能」が付いています。
 また、この2つのマットは、「停電対策機能」がついており、停電時に14日間、
 持続してマットの機能を保持でき、災害時も対応できるマットなっています。
 いつ起きるか解らない天災への準備も兼ね備えています。
 また、今年度は、3回の研修を予定しています。
 知識と体位変換・ポジショニング等の技術を少しでも高めながら習得できるよう
 褥瘡委員が中心となり活動しています。
 今年は、昨年より残暑も厳しいと耳にしました。
 皆様 どうかご自愛くださいませ。